2026.07.30
【学会参加報告】 第68回日本婦人科腫瘍学会学術講演会

第68回日本婦人科腫瘍学会学術講演会
日程・会場: 2026年7月17日~19日、札幌コンベンションセンター
発表形式: 口頭発表
発表者: 永井紗恵子(大学院生)
本学会において、卵巣明細胞癌を対象に、既存の化学療法とWEE1阻害薬を組み合わせた治療戦略について報告しました。細胞実験およびマウスモデルを用いた検討により、薬剤の投与順序によって同一細胞株内でも感受性に差異が生じることが確認され、会場からは実験系に関して多くのご質問・ご指摘をいただきました。本研究成果は、卵巣明細胞癌に対する新たな治療法の開発に向けた基礎的知見として期待されます。
学会期間中には、当研究室の織田克利教授による講演をはじめ、Precision Medicineや遺伝性腫瘍診療に関するシンポジウムが開催されました。織田教授の講演では、HR-proficient高異型度漿液性卵巣癌に対するPLK1阻害薬・WEE1阻害薬を用いた治療戦略 (Cell Death & Disease volume 16, Article number: 905 (2025); 当研究室の成果)が紹介され、自身の研究テーマとの関連性について理解を深める貴重な機会となりました。
婦人科がん領域におけるゲノム医療や分子標的治療の最新知見に触れることができ、今後の研究の方向性を検討する上で有意義な学会参加となりました。
(文責 D3 永井 紗恵子)
◼️当研究室関連の発表
シンポジウム4:ここまできた!婦人科腫瘍研究のいまpart2
~基礎から臨床導入が待たれる研究まで~
演題名:HRPをバイオマーカーとする高異型度漿液性卵巣癌の治療法開発~PLK1阻害剤,WEE1阻害剤~
発表者:織田克利 (教授)
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