東大オンコパネル
Todai OncoPanel
東大オンコパネル(TOP)は、
東京大学で独自に開発してきた、がん遺伝子パネル検査です。
2018年8月から2020年1月まで先進医療Bとして200人の患者さんを対象に検査を行った実績があり、保険収載に向けて準備を進めているところです。現在は、自由診療として検査を受け付けております。

保険診療の対象外の場合(治療開始早期の段階)や、保険診療のがん遺伝子パネル検査では十分な情報が得られなかった場合にも本検査を受けることができます。
また、オンライン外来も行っておりますので、東大病院にご来院できない方でも検査可能です。

東大オンコパネルの特長
Todai OncoPanel
保険診療のがん遺伝子パネル検査に比べて、①対象遺伝子の数が多い、②DNAのみでなくRNAも解析する、という特徴があります。
そのため、解析で得られる情報量が多く、通常のDNAパネルでは見つけにくい様々な融合遺伝子の検出にも優れています。
また、腫瘍検体と正常血液検体の両方を用いるため、腫瘍検体のみを用いる検査よりも、正確なゲノム解析情報を得ることができます。
肉腫、小児がんなど、融合遺伝子が見つかる頻度の高い希少がんでも豊富な解析実績があります。
  NCCオンコパネル FoundationOneCDx 東大オンコパネル(TOP)
費用 保険診療 保険診療 自由診療
対象患者 標準治療後 標準治療後 時期を問わない(保険優先)
検査結果の直接的な利用 保険診療で1回まで 保険診療で1回まで 制限なし
実施医療機関 不可(別途確認要)
遺伝子数 124 324 DNA478、RNA677(全980)
融合遺伝子 △13 △36
体細胞と生殖細胞系列の区別
染色体コピー数のグラフ 〇(詳細)
特定の遺伝子の発現量確認

対象となる患者さん
Todai OncoPanel
東大オンコパネル(TOP)は、自由診療として、当院の新規診療等検討委員会による承認を得て実施しております。
対象は以下の4項目を満たす患者さんです。

  • 悪性腫瘍と診断されている方(血液腫瘍を除く)
  • 標準治療による根治が難しいと考えられる方(標準治療終了前も可)
  • 検査提出用の病理標本があり、採血が可能な方
  • 全身状態が良好で、東大病院に来院できる方(もしくは、オンラインがんゲノム外来を受診できる方)
検査の流れ
Todai OncoPanel
  • STEP
    1
    外来受診
    1回目
    検査の説明
    検査の目的や検査結果の流れを説明します。(入院中の場合もあります)
  • STEP
    2
    検体の
    事前確認
    検体の検査
    患者さんの検体が検査に適しているか病院内で確認します。
  • STEP
    3
    外来受診
    2回目
    同意書の署名
    検体が検査に適していることが確認できたら、検査の同意書に署名を頂きます。
  • STEP
    4
    解析
     
    検体の検査
    検査会社に検体を提出し、検査を行います。
  • STEP
    5
    エキスパートパネル
     (専門家会議)
    検査結果の検討
    当院の専門家によるファレンスによって、結果について話し合い治療方針等を検討します。
  • STEP
    6
    外来受診
    3回目
    検査結果の説明
    検査結果や今後の治療について説明します。(検査提出から1~2カ月程)
検査をご希望の方へ
Todai OncoPanel
受診を希望される場合は、まずは主治医にご相談ください。
受診される前に、検査を行うことができるかの確認が必要となりまので、受診前にかかりつけの病院からの診療情報提供書が必要となります。※ご不明点がございましたら、下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。
費用について
Todai OncoPanel
がんゲノム外来 33,000円(税込)
オンラインがんゲノム外来 44,000円(税込)
検査費用 913,000円(税込)
※Todai OncoPanel等ゲノム解析用検体搬送料 14,300円(税込)が発生する場合があります。

※自由診療のため、全額自己負担となります。
※クレジットカード利用可能
※検査費用には、結果説明のための外来受診再診料も含まれます。
※自由診療と保険診療が同日に行われると混合診療となりますため、入院日や保険診療での外来受診日以外に受診ください。
(混合診療の場合、保険診療分も自費となります。)

検査Q&A
Todai OncoPanel
01
がん患者であれば、だれでも「東大オンコパネル」検査を受けることができるのですか?
東大オンコパネル(自由診療では)通常、標準治療では根治が難しいと予想される患者さんを対象にしています。
保険診療でのがん遺伝子パネル検査と異なり、標準治療終了前でも検査を受けていただけます。
また、保険診療でのがん遺伝子パネル検査後に、より詳しい検査を希望される患者さんも対象となります。
02
「東大オンコパネル」検査の費用はいくらですか?
検査費用は913,000円とがんゲノム外来受診費用33,000円がかかります。
なお、当院へのご来院が困難でオンラインがんゲノム外来を受診される場合は受診料44,000円と検体搬送費14,300円が別途必要(算定)されます。
03
自由診療を保証する任意保険を使うことはできますか?
自由診療用のに任意保険が使える制度があります。
契約内容にもよりますので詳しくは保険会社へご相談下さい。
04
検査のために手術が必要になるのでしょうか?
すでに手術や検査で採取された組織を使用しますので、パネル検査のための組織採取は必要ありません。